インプラントの事前比較

さまざまなインプラント

現在、インプラント治療にはさまざまなタイプのインプラントが使用されています。
もっとも歴史が古く、評価の高いのがブローネマルクインプラントです。これは現代インプラントの父とも呼ばれるスウェーデンのブローネマルク教授によって開発されたもので、表面にタイユナイトを使用しているものです。汎用性に優れ、扱いやすさが最大のポイントとなっています。
ブローネマルクインプラントを発売しているノーベルバイオケア社が開発したもうひとつのインプラントがリプレイス・セレクトです。これもタイユナイトを表面に使用しているものですが、ブローネマルクインプラントの欠点を解消し、アパッチメントの接続がより容易になっています。

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日本にもインプラントを開発しているメーカーがあります。代表的なものでは日本メディカルマテリアルの「POIインプラント」です。これは表面に陽極酸化処理とHA(ハイドロキシ・アバタイト)の2種類を使用しており、幅広い用途に利用できるのがポイントです。2006年にはさらに性能をアップさせたPOI-EXというインプラントも発売されています。
アドバンス社が開発しているのが「AQBインプラント」です。これは表面にHAを採用しており、安価で安全性が高く、患者の負担を最小限に抑えることができる点が大きな魅力となっています。
このように、インプラントといってもさまざまな種類があります。手術を受ける医療機関を選択する際、これらの比較をする機会はあまりないかもしれませんが、自分はどのインプラントで治療を受けるのか、事前に知っておいて損はないと思います。インプラントそのものに対する知識もある程度知っておいてはいかがでしょうか。

インプラントの比較

インプラント治療を受ける際には、どの方法や医療機関が適しているのか、事前によく比較しておくことが重要です。
インプラント治療の選択には二つの大きなポイントがあります。インプラントの種類と医療機関の選択です。安全・確実に治療を受けるためにはこの両方を慎重に検討する必要があるのです。
まず種類。インプラントの種類にはさまざまなものがあります。それぞれメリットとデメリット、スタイルがあるのでよく調べて比較したいところです。たとえば有名なブローネマルクインプラントは基本的に手術は2回法。インプラントの埋め込みに長い時間がかかるため神経を傷つけるリスクがあります。あるいはストローマン・インプラントでは手術は基本的に1回法。インプラントの埋め込みが短いため神経を傷つけるリスクが少ないといった特徴があります。

そして医療機関の選択。医療機関の比較にはさまざまなポイントがあります。真っ先に目が行くのはやはり費用でしょう。しかしほかにも目を向けるべき点はいくつもあります。医師の技術や経験、設備、評判など。とくに近年はインプラント治療を取り扱う医療機関が乱立気味なので選択には注意が必要になります。
インプラントの知名度が上昇するに従い、トラブルも増加しているのが実際のところです。手術を受ける際にはまず信頼して任せることができるところを選ぶことが大前提となるでしょう。高額の費用をかけて行うのですから、悔いのない選択をしたいもの。そのためにもインプラントに関するさまざまな比較は重要な意味を持ってくるでしょう。

医療機関の比較

インプラントの成否は医療機関の選択で決まるといっても過言ではありません。
知名度・需要ともに近年急速に高まっているインプラント治療。しかし同時にトラブルや失敗例も相次いでいます。競争が厳しいと言われている歯科業界。生き残りをかけて安易にインプラント治療を導入するところが増えているからです。
最近では激安をうたい文句に1本10万円未満で手術を扱う医療機関も登場しています。1本30万円程度が相場と言われるだけに、この料金の安さは大きな魅力でしょう。
しかし、料金だけで比較するのは注意が必要です。コスト削減のために衛生面や安全対策などがおろそかになっている場合もあるからです。人件費の削減のため、経験に乏しいスタッフばかりという例もあります。医療機関を比較する際には料金だけでなく、その他のポイントにも目を向ける必要があるのです。

チェックしたいポイントとしてはやはり衛生設備。専用ルームで行うのは大前提。殺菌・滅菌処理がしっかり行われているかもよく調べておく必要があります。また、インプラントはれっきとした外科手術。モニターなど相応しい設備が整っているかどうかも重要です。
それから評判。インターネットではインプラント手術を取り扱っている医療機関の口コミ情報をチェックすることができます。寄せられている口コミ情報をすべて鵜呑みにするのはやや問題がありますが、実際に手術を受けた人の生の声は参考になります。院内の雰囲気や歯科医やスタッフの態度がどのようなものなのか、把握する材料にもなります。
このように、医療機関の比較はさまざまな観点から行うべきです。後でトラブルに見舞われないよう、慎重に判断したいところです。

 
 

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